[レガシー イベント]ビューでは、セッションに関連づけられているイベントのリストを表示できます。このビューは、RAWイベントを時系列で表示するために最適化されています。イベントのリストは複数の形式で表示できます。イベントのフィルタ、イベントの検索、イベントの再構築の表示も可能です。
[レガシー イベント]ビューを表示するには、次の2つの方法があります。
- [調査]>[レガシー イベント]に移動します。NetWitness Platformは、デフォルトのサービス(設定されている場合)の直近3時間についてデフォルト クエリを実行するか、またはサービスを選択するダイアログを表示してからデフォルト クエリを実行します。デフォルト クエリではすべてのイベントが選択され、選択したサービスのイベントが古い順に[レガシー イベント]ビューに表示されます。
- [ナビゲート]ビュー内でイベントをダブル クリックします。[レガシー イベント]ビューには、[ナビゲート]ビューのドリルダウン ポイントに基づいて、選択したサービスのイベントが表示されます。
注: [レガシー イベント]ビューは、過去のバージョン(11.0~11.3.x.x)では、[イベント]ビューと呼ばれていました。[レガシー イベント]は不要になり、管理者が有効にしない限り、非表示になります。デフォルトでは、[イベント]ビューのみがメニューに表示されますが、[レガシー イベント]ビューが有効になっている場合は、[イベント]ビューと[レガシー イベント]ビューの両方がメニュー バーに表示されます。
ワークフロー
このワークフローでは、バージョン11.4で名称変更されたビューが参照されています。[イベント分析]ビューは[イベント]ビューになり、[イベント]ビューは[レガシー イベント]ビューになりました。
実行したいことは何ですか?
ユーザ ロール | 実行したいこと | 手順 |
---|---|---|
インシデント対応者 | 重要なインシデントまたはアラートの確認 | 『NetWitness Respondユーザ ガイド』 |
脅威ハンター | サービス、メタデータ、時間範囲のクエリを実行* | |
脅威ハンター | メタデータの表示 | |
脅威ハンター | RAWイベント データの表示* | |
脅威ハンター | イベントの再構築* | |
脅威ハンター | ファイルの検証* | |
脅威ハンター | ルックアップの実行* | |
脅威ハンター | インシデントの作成またはインシデントへの追加* | |
脅威ハンター | Context Hubリストへのメタ値の追加* |
*このタスクは現在のビューで実行できます。
関連トピック
簡単な説明
[レガシー イベント]ビューには、詳細ビュー、リスト ビュー、ログ ビューという、標準提供の3種類の表示形式でイベント データを表示できます。リスト ビューおよび詳細ビューでは、タイムスタンプ、イベント タイプ、イベント テーマ、サイズなど、各イベントの詳細な情報が確認できます。
- リスト ビューでは、イベントのソース アドレスおよび宛先 アドレスとポート番号がグリッドに表示されます。
- 詳細ビューでは、イベントについて収集された主なメタデータがページ ビュー形式で表示されます。
- ログ ビューは、ログおよびエンドポイント情報の表示のために最適化されたビューであり、タイムスタンプ、イベント タイプ、サービス タイプ、サービス クラス、ログなど、各ログの詳細情報が確認できます。
[レガシー イベント]ビューの表示をフィルタするには、クエリ、時間範囲設定、プロファイルを使用します。[レガシー イベント]ビューのいずれの表示形式からも、ファイルの抽出、イベント、エンドポイント イベント、ログ、メタ値のエクスポート、[イベントの再構築]パネルの表示を行うことができます。[詳細]ビューでは、[イベント]ビューでイベントを開くこともできます。
次の図は、詳細ビューのイベントの例です。[コンテキスト ルックアップ]パネルはContext Hubサービスが構成されている場合にのみ表示されます。
次の図は、リスト ビューのイベントの例です。
次の図は、ログ ビューの例です。
次の図は、バージョン11.3以降のフッターに追加された情報を示しています。
詳細説明
[レガシー イベント]ビューには、上部に以下のオプションを備えたツールバーがあります。
機能 | 説明 |
---|---|
サービスを選択 | アイコンの横に選択したサービス名が表示されます。[調査]ダイアログを開きます。このダイアログでは、イベント リストを表示するサービスを選択できます。 |
時間範囲 | イベント リストに適用する時間範囲を選択するためのドロップダウン メニューが表示されます。標準的なオプションのなかから1つを選択するか、カスタム時間範囲を指定できます。 |
クエリ | [クエリ]ダイアログが表示されます。ここでは、データをドリルダウンするのではなくクエリレガシー イベント]ビュー クエリを直接入力できます(「[ナビゲート]ビューと[レガシー イベント]ビューでのクエリの作成」を参照してください)。 |
プロファイル | [プロファイル]メニューを表示します。現在選択されているプロファイルがツールバーに表示されます。メニュー オプションには、標準提供(デフォルト)プロファイルとカスタム プロファイル、およびプロファイルを管理するためのオプションが含まれます。各プロファイルには、メタ グループ、列グループ、イベントの調査時に[ナビゲート]ビュー(メタ グループとクエリ)と[レガシー イベント]ビュー(列グループとクエリ)に適用される開始クエリを含めることができます(「クエリ プロファイルを使用した調査の共通領域のカプセル化」を参照してください)。 |
ビューの選択のドロップダウン | イベント ビューのタイプを選択するためのドロップダウン メニューを表示します。
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アクション | [レガシー イベント]ビューのアクションが、ドロップダウン メニューに表示されます。
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インシデント | Respondで新しいインシデントを作成して選択したイベントを追加するか、Respondの既存のインシデントに選択したイベントを追加します。 |
検索 | [イベントの検索]オプションを表示します。これにより、エクスポート ログを指定し、「[ナビゲート]ビューと[レガシー イベント]ビューでのテキスト パターンの検索」で説明されている追加のオプションを使用してメタ値形式をエクスポートすることができます。 |
設定 | [レガシー イベント]ビューに関する調査オプションを設定します([プロファイル]ビューでも設定可能です)。これにより、[レガシー イベント]ビューから移動せずに調査の設定を変更できます。[レガシー イベント]ビューで変更した設定は、[プロファイル]ビューでも変更されます(「[ナビゲート]ビューおよび[レガシー イベント]ビューの構成」を参照してください)。 |
この表では、[レガシー イベント]ビューのその他の機能について説明します。