このセクションでは、Azure仮想ホスト(VMとも記載)に導入されたNetWitness Platform 11.xのバックアップとリストアの方法について説明します。Azure導入環境での11.xのバックアップおよびリストアには、次の2つの主要なタスクが含まれます。
- タスク 1 - データのバックアップとエクスポート
- タスク 2 - データのリストアとインポート
タスク 1 - データのバックアップとエクスポート
- nw-recovery-tool --exportコマンドを実行して、データをエクスポートします。詳細は、このドキュメントの「災害復旧(バックアップとリストアの手順)」を参照してください。
タスク 2 - データのリストアとインポート
このタスクを完了するには、『10.6.6.x to 11.3 Azure Upgrade Guide』を参照する必要があります。RSA NetWitness Platform 11.xのすべてのドキュメントの一覧を、 「総合目次」 で確認できます。
- VMを削除します。
リソース(例えば、ディスク、ネットワーク インタフェースなど)は削除しないでください。
- Admin Serverホスト、Brokerホスト、ESAホスト、Endpoint Log Hybridホスト、Log Collectorホスト(ホスト = --category)では、次の手順を実行します。
- 古い11.4 VMから、ネットワーク インタフェース カードを除くすべてのリソースを削除します。
- 同じディスクとリソースを使用して、11.4 VMを新規にデプロイし、パワーオフします。
Azureに新しいVMをデプロイする手順については、『Azure Installation Guide』を参照してください。RSA NetWitness Platform 11.xのすべてのドキュメントの一覧を、 「総合目次」 で確認できます。 - ローカル マシンでazure-mac-retention.ps1を実行します。
このスクリプトを実行する手順については、『10.6.6 to 11.3 Azure Upgrade Guide』を参照してください。 - 「コンポーネント ホストでのデータのリストア」の手順に従い、各ホストでNRTを実行し、データをリストアします。
- NRTによるコンポーネント ホストのリストアが完了したら、バックアップの <dump-dir>/unmanagedフォルダから次のファイルをリストアします。
- /etc/fstab
- /etc/hosts(ホスト名を変更していない場合)
- /etc/waagent.conf
- /etc/logrotate.d/waagent.logrotate
- /etc/krb5.conf (<dump-dir>/unmanagedフォルダから)
- LogDecoderホスト、Concentratorホスト、Archiverホスト(ホスト = --category)では、次の手順を完了します。
- 古い11.4 VMから、externalディスクとネットワーク インタフェース カードを除くすべてのリソースを削除します。
- 同じディスクとリソースを使用して、11.4 VMを新規にデプロイし、パワーオフします。Azureに新しいVMをデプロイする手順については、『Azure Installation Guide』を参照してください。RSA NetWitness Platform 11.xのすべてのドキュメントの一覧を、 「総合目次」 で確認できます。
externalディスクは作成しないでください。nwhomeディスクのみ作成してください。
- ローカル マシンで、azure-mac-retention.ps1を実行します。
このスクリプトを実行する手順については、『10.6.6 to 11.3 Azure Upgrade Guide』を参照してください。 - 「コンポーネント ホストでのデータのリストア」の手順に従い、各ホストでNRTを実行し、データをリストアします。
- NRTによるコンポーネント ホストのリストアが完了したら、バックアップから次のファイルをリストアします。
- etc/fstab
- /etc/hosts(ホスト名を変更していない場合)
- /etc/waagent.conf
- etc/logrotate.d/waagent.logrotate
- /etc/krb5.conf
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