NetWitnessコア データベース インデックスには、インデックスの構成に関する詳細情報を提供する「 inspect
」と呼ばれる組み込みのデバッグ機能があります。インデックス調査機能は、各コア サービスの構成ツリーの /index/inspect
に配置されています。実際にはインデックスを持たないサービス(Brokerなど)には、 /index/inspect
機能はありません。
パラメータ
オプション
次のように入力します。文字列 このパラメータは、インデックス内のすべてのスライスに関するinspect情報を収集する「 all-slices
」という値に設定できます。設定されていない場合は、直近に作成された現行のスライスに関する情報が返されます。
多数のインデックス スライスがある場合は、すべてのスライスに関する情報の収集が完了するまでに長時間かかることがあります。
レスポンス
inspectは、インデックスの状態を表すキー/値のペアの多数の行を返します。
スライス サマリ
スライスごとに返される最初の行は、次の値を持つサマリです。
session1 | スライス内にインデックスされている最初のセッションID |
session2 | スライス内にインデックスされている最後のセッションID |
meta1 | スライス内にインデックスされている最初のセッションの最初のメタID |
meta2 | スライス内にインデックスされている最後のセッションの最後のメタID |
インデックスごとのサマリ
各インデックスに対して返されるインデックスごとのサマリ行があります。レポートされるのは値レベルのインデックスのみです。
key | インデックスのメタ キー名 |
pathname | このインデックスの、ディスク上でのパス |
values | このインデックスに格納されている一意の値の数 |
summaries | このインデックスがsummary.dbファイル内で占有しているサマリ エントリーの数 |
pages | このインデックスがpage.dbファイル内で占有しているページ エントリーの数 |
sessions | このインデックスに値を挿入したセッションの数 |
size | このインデックスに値を挿入したすべてのセッションの「size」メタ値の累積値 |
packets | このインデックスに値を挿入したすべてのセッションのパケットの累積数 |
summary1 | このインデックスで使用されている最初のサマリID |
summary2 | このインデックスで使用されている最後のサマリID |
session1 | このインデックスで参照されている最初のセッションID |
session2 | このインデックスで参照されている最後のセッションID |
スライス サマリ フッター
inspectの各レポートの最終行には、そのスライス内のすべてのインデックスの累積統計があります。
totalKeys | インデックスされているメタ キーの数 |
totalValues | このスライス内のすべてのインデックスでトラッキングされている一意の値の数 |
totalMemory | このインデックス スライスを開くために必要なメモリの合計概算 |
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