このトピックでは、イベント ソース グループの通知を構成する方法について説明します。通知は、閾値の条件を満たさない状態になったときに送信されます。
通知は閾値と連動します。通知を構成する前に、イベント ソース グループの閾値を設定する必要があります。
注:イベント ソース グループの閾値を構成した後、どの通知も設定していない場合は、アラームがトリガーされても、ユーザに通知されません。ただし、すべてのアラームは[[アラーム]タブ]に表示されます。
前提条件
イベント ソース グループの通知を設定する前に、使用可能な通知項目を確認する必要があります。
- 通知サーバ:システムからの通知を受信するためのサーバです。詳細については、「システム構成ガイド」の「通知サーバの概要」トピックを参照してください。
- 通知テンプレート:通知のタイプごとに用意されたテンプレートです。イベント ソース管理では、メール(SMTP)、SNMP、Syslog用のデフォルトのテンプレートが提供されます。これらのテンプレートをそのまま使用することも、必要に応じてカスタマイズすることもできます。詳細については、「システム構成ガイド」の「テンプレートの概要」トピックを参照してください。
- 通知の出力:出力には、通知タイプのパラメータが含まれます。たとえば、メール通知タイプには、通知のメール アドレスと件名が含まれます。詳細については、『システム構成ガイド』の「通知出力の概要」を参照してください。
イベント ソース グループの通知の追加
イベント ソース グループの通知を追加するには、次の手順を実行します。
- [管理]>[イベント ソース]に移動します。
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[モニタリング ポリシー]タブを選択します。
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[グループ]パネルで、グループを選択します。
注:グループの閾値が設定済みである必要があります。まだ設定していない場合は、「アラート ポリシーの閾値の設定と表示」を参照して閾値を設定してから、この手順に戻ってください。または、自動アラートを有効にした場合、ポリシーの閾値を設定する必要はありません。自動アラートでは、閾値を設定しなくても通知が生成されます。
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[通知]パネルで、
をクリックし、ドロップダウン メニューから、追加する通知のタイプを選択します。
- メール
- SNMP
- Syslog
注:通知のタイプごとに、デフォルトのESM(イベント ソース モニタリング)テンプレートが用意されています。
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[通知]、[通知サーバ]、[テンプレート]の各フィールドに、値を入力します。
- [通知]:リストから値を選択するか、[通知の設定]で適切な通知タイプを追加してから、ここで選択します。
- [通知サーバ]:リストから値を選択するか、[通知の設定]で適切なサーバを追加してから、ここで選択します。
- [テンプレート]:使用可能なテンプレートを選択するか、[通知の設定]で適切なテンプレートを作成してから、ここで選択します。
注:これらの項目のいずれかを追加または編集する必要がある場合は、[通知の設定]をクリックします。新しいブラウザ ウィンドウに[管理]>[システム]>[グローバル通知]ページが開きます。このページを使用して、使用可能な通知項目を表示または更新します。
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オプションで、ポリシーの通知レートを制限できます。
- [出力抑制の間隔]を選択して、間隔を設定できるようにします。
- 抑制の間隔(分)を入力します。たとえば、30と入力した場合、このポリシーの通知は30分につき1件に制限されます。
- [保存]をクリックします。
次の図は、閾値と通知を設定済みのイベント ソース グループのモニタリング ポリシーの例です。