Reporting Engineの[サービス]の[構成]ビューにある[ソース]タブを使用して、データ ソースの権限を構成することができます。こにより、データ ソースの権限を設定することで、データ ソースに対するアクセス制御を管理することができます。同一のコア サービスに複数のデータ ソースを追加できる機能を使用して、同一のコア サービスの各データ ソースに異なる権限を構成できます。たとえば、DPO(データ プライバシー担当者)が自身の認証情報を使用してWarehouseソースを作成し、自分はそのWarehouseに対してレポートを実行できるようにしながら、他の人はそのソースを使用できないように指定できます。
注:11.0では、NWDBとWarehouseデータソースの権限は、レポート作成オブジェクトの権限に基づいて自動的に設定されます。たとえば、10.5で任意のレポート作成オブジェクトに対してロールに付与されていたのが、読み取り専用/読み取り/書き込みの権限セットの場合、そのロールには、10.5に存在していたすべてのデータ ソースに対する読み取り専用権限が自動的に割り当てられます。ロールに権限が設定されていない場合、データ ソース権限は「アクセス不可」に自動的に設定されます。
データ ソースの権限を構成するには、次の手順を実行します。
- [管理]>[サービス]に移動します。
- [サービス]リストで、Reporting Engineサービスを選択します。
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Reporting Engineの[サービス]の[構成]ビューが表示されます。
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[ソース]タブを選択します。
[サービス]の[構成]ビューに[ソース]タブが表示されます。
- チェックボックスを選択して、権限を構成するデータ ソースを選択します。
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[データ ソースの権限]ダイアログが表示されます。
- データ ソースのサービス アカウントのタイプに基づいて、各ユーザのアクセス権限を変更します。権限は読み取り専用またはアクセス不可のいずれかに設定できます。
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Saveをクリックします。
データ ソースに対して必要な権限が構成されました。
詳細については、「レポート ガイド」を参照してください。