このトピックでは、ODBC収集プロトコルの構成方法について説明します。ODBC収集プロトコルでは、ODBC(Open Database Connectivity)ソフトウェア インタフェースを使用して、データベースに監査データを格納するイベント ソースのイベントを収集します。
導入のシナリオ
次の図に、NetWitness SuiteにODBC収集プロトコルを導入する方法を示します。
ODBCイベント ソースの構成
ODBCイベント ソースを構成するには、イベント ソース タイプを構成し、DSNテンプレートを選択する必要があります。
DSNの構成
次の手順では、既存のDSNテンプレートからDSNを追加する方法について説明します。DSNに関連するその他の手順については、「DSN(データ ソース名)の構成」を参照してください。
DSN(データ ソース名)を構成します。
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[管理]>[サービス]に移動します。
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[サービス]グリッドで、Log Collectorサービスを選択します。
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Log Collectorの[イベント ソース]タブで、ドロップダウン メニューから[ODBC/DSN]を選択します。
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既存のDSNがある場合は、DSNパネルに表示されます。
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+をクリックして[DSNの追加]ダイアログを開きます。
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ドロップダウン メニューからDSNテンプレートを選択し、DSNの名前を入力します (ODBCイベント ソース タイプを設定するときに、この名前を使用します)。必要に応じて、
をクリックしてDSNテンプレートを追加または削除します。
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パラメータを入力し、[保存]をクリックします。
イベント ソース タイプの追加
次の手順で使用するパラメータの詳細については、「ODBCイベント ソース構成パラメータ」を参照してください。
ODBCイベント ソース タイプを構成するには、次の手順を実行します。
- [管理]>[サービス]に移動します。
- [Log Collector]サービスを選択します。
- [アクション]で、
>[表示]>[構成]を選択して、ログ収集に関する構成パラメータのタブを表示します。
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[イベント ソース]タブをクリックします。
- [イベント ソース]タブで、ドロップダウン メニューから[ODBC/構成]を選択します。
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[イベント カテゴリ]パネル ツールバーで、
をクリックします。
[使用可能なイベント ソース タイプ]ダイアログが表示されます。
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イベント ソースのカテゴリ(例:mssql)を選択し、[OK]をクリックします。
新しく追加されたイベント ソース タイプが[イベント カテゴリ]パネルに表示されます。
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[イベント カテゴリ]パネルで新しいタイプを選択し、[ソース]ツールバーで
をクリックします。
[ソースの追加]ダイアログが表示されます。
- ドロップダウン リストからDSNを選択し、必要に応じて他のパラメータを指定または変更して[OK]をクリックします。
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[接続のテスト]をクリックします。
テストの結果がダイアログ ボックスに表示されます。テストが失敗した場合は、DSN情報を編集し、再試行します。
注:Log Collectorでは、約60秒後にテストの結果を返します。制限時間を超えると、テストがタイムアウトになり、NetWitness Suiteサーバはエラー メッセージを表示します。
- テストが正常に実行された場合は、[OK]をクリックします。
新たに定義したDSNが[ソース]パネルに表示されます。