クエリ プロファイルは、[ナビゲート]ビュー、[イベント]ビュー、[レガシー イベント]ビューに適用できるメタ グループ、列グループ、および制限フィルタ(プレクエリ条件)を迅速かつ簡単に定義する方法を提供します(「クエリ プロファイルを使用した調査の共通領域のカプセル化」を参照)。同じクエリ プロファイルはすべてのビューで共有され、スプリングボード(バージョン11.5)のパネルで使用できます。[イベント]ビューで作成されたプライベート クエリ プロファイルは、それを作成したアナリストの[イベント]ビューでのみ使用可能になります。
クエリ プロファイルはそれぞれ、メタ グループや列グループを指定し、場合によっては、調査のタイプに適したプレクエリ条件を含んでいます。
クエリ プロファイルでは、次の処理が行われます。
- メタ グループは、クエリ対象のメタ キーを定義します(「メタ グループを使用して関連性の高いメタ キーにフォーカス」を参照)。
- 列グループは、メタ グループのどのメタ キーを[イベント]リストの列として表示するかを定義します。(「イベント リストでの列と列グループの使用」を参照)。
- クエリ プロファイルを有効にすると、オプションのプレクエリ条件によって、クエリ バーに制限フィルタが追加されます。制限フィルタを編集または削除してから、クエリに対して追加のフィルタを作成できます(「[イベント]ビューでの結果のフィルタリング」を参照)
プロファイルの管理は、[プロファイルの管理]ダイアログ、[クエリ プロファイルの作成]ダイアログ、[クエリ プロファイルの詳細]ダイアログで行えます。
- [プロファイルの管理]ダイアログは、[ナビゲート]ビュー、[レガシー イベント]ビュー(バージョン11.4以降)、[イベント]ビュー(バージョン11.3以前)で開くことができます。このダイアログにアクセスするには、[ナビゲート]ビューまたは[レガシー イベント]ビューのツールバーで[プロファイル]>[プロファイルの管理]を選択します。
- [クエリ プロファイルの作成]ダイアログは、11.4以降の[イベント]ビューから開くことができます。このダイアログにアクセスするには、[イベント]ビューのクエリ バーで[クエリ プロファイル]>[新しいクエリ プロファイル]を選択します。
- [クエリ プロファイルの詳細]ダイアログは、11.4以降の[イベント]ビューから開くことができます。このダイアログにアクセスするには、[イベント]ビューのクエリ バーで[クエリ プロファイル]を選択して、カスタム プロファイル名の横の編集アイコン(
)をクリックします。
関連トピック
簡単な説明 - [クエリ プロファイル]メニュー、[クエリ プロファイルの作成]ダイアログ、[クエリ プロファイルの詳細]ダイアログ
このセクションでは、[クエリ プロファイル]メニュー、[クエリ プロファイル]ダイアログ、[クエリ プロファイルの詳細]ダイアログについて説明します。次の図は、[クエリ プロファイル]メニューの例です。表にはオプションの説明が記載されています。左側の例では、標準提供プロファイルがハイライト表示されているため、情報アイコンが表示されています。バージョン11.4のメニューは左側に、バージョン11.5のメニューは右側にあります。
機能 | 説明 |
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表示オプション | リストに表示するクエリ プロファイルのタイプを制御します。表示オプションには、[プライベート]、[共有]、[RSA]を任意に組み合わせて使用できます(青 = 選択済み、黒 = 未選択)。初期状態では、どのボタンも選択されていないため、すべてのプロファイル タイプが表示され、3つのボタンすべてが選択されている場合と同じ結果になります。表示オプションは、[クエリ プロファイルのフィルタリング]フィールドのテキストと連動します。表示オプションによって標準提供プロファイル(名前に「RSA」を含むグループ)が非表示になっている場合に、「RSA」を含んだ名前を検索すると、リストは空になります。 プライベート = 自分だけが管理できるプライベート グループを表示 共有 = 組織内の誰でも管理できる共有グループを表示 RSA = RSAのみが管理できる標準提供グループを表示 |
クエリ プロファイルの絞り込み | テキストの入力に合わせて、そのテキストを含んだプロファイル名のみが表示されるように、クエリ プロファイルのリストを絞り込みます。 |
クエリ プロファイル リスト | プロファイルのリストには、カスタム プロファイルと標準提供プロファイルが含まれています。プロファイル名の前に表示されるアイコンで両者を区別できます。この例では、RSA Email Analysis-1とRSA Email Analysis-2がカスタム プロファイルです。RSA Email Analysisは標準提供プロファイルです。 |
新しいクエリ プロファイル | [クエリ プロファイルの作成]ダイアログを表示します。このダイアログでは、カスタム プロファイルを作成できます。 |
左側の図に示す[クエリ プロファイルの作成]ダイアログを使用して、カスタム プロファイルを定義できます。右側の図に示す[クエリ プロファイルの詳細]ダイアログでは、カスタム プロファイルを編集できます。次の表は、ダイアログ内のフィールドとオプションについて説明したものです。
簡単な説明 - [プロファイルの管理]ダイアログ
次の図は[プロファイルの管理]ダイアログの例で、複数のプロファイル グループが表示されています。
ダイアログの左側にある[プロファイル]パネルには、使用できるプロファイルが表示されます。ここでは、プロファイルを追加、削除、インポート、エクスポートできます。次の表は、[プロファイル]パネルのフィールドについて説明しています。
ダイアログの右側にある[設定]パネルには、プロファイルを構成するためのオプションが表示されます。このパネルは、1つのプロファイルが選択されている場合にのみ使用できます。次の表は、[設定]パネルのフィールドについて説明しています。
機能 | 説明 |
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名前 | プロファイルの名前を表示します。 |
メタ グループ | 使用できるメタ グループのリストが表示されたドロップダウン メニューを表示します。 |
列グループ | 使用できる列グループのリストが表示されたドロップダウン メニューを表示します。標準提供の列グループと以下の3つのグループをデフォルトで使用できます。
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プレ クエリ | 調査する結果をフィルタするための制限クエリを定義します。このクエリは、このプロファイルが適用されている間使用されます。プレクエリは、[ナビゲート]ビューおよび[イベント]ビューで送信されるすべてのクエリに適用されます。プレクエリの例を次に示します。'service=80,25,110' |
以下の表は、ボタンについての説明です。
フィールド | 説明 |
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閉じる | ダイアログを閉じます。 |
キャンセル | すべての変更をキャンセルします。 |
保存 | すべての変更を保存します。 |
保存して適用 | すべての変更を保存してすぐに適用します。 |