[レポートのスケジュール設定]パネルでは、カスタマイズされたレポートをスケジュール設定できます。レポートのスケジュールを設定する前に、サービスが追加された(上書きオプションが選択された)ダイナミック リストを作成できます。詳細については、「レポートの作成およびスケジュール設定」の「レポートの作成およびスケジュール設定」を参照してください。このリストを使用して、サービスやホスト名などの詳細が記載されたレポートを生成します。
ワークフロー
このワークフローは、レポートを作成してスケジュール設定する手順を示しています。
実行したいことは何ですか?
ロール | 実行したいこと | 手順 |
---|---|---|
管理者/アナリスト | Reporting Engineの構成 | 詳細については、「Reporting Engine構成ガイド」の「ステップ3:Reporting Engineのデータ ソースの構成」トピックを参照してください |
管理者/アナリスト | リストまたはリスト グループの作成/ルールの作成または導入/ルールのテスト | ルールの構成 |
管理者/アナリスト | レポートの作成およびスケジュール設定* | |
管理者/アナリスト | レポートまたはすべてのレポートのリストの表示 | レポートの表示 |
管理者/アナリスト | レポートの調査 | レポートの調査 |
管理者/アナリスト | リスト、ルール、レポートの管理/アクセス制御 | リスト、ルール、レポートの管理 |
*これらのタスクはここで実行できます。
関連トピック
クイック ビュー
このビューにアクセスするには、次の手順を実行します。
機能
[レポートのスケジュール設定]ビューは、次のパネルで構成されています。
1 | [レポートのスケジュール設定]ビュー |
2 | [出力アクション]パネル |
3 | [ダイナミック リスト]パネル |
4 | [ロゴ]パネル |
[レポートのスケジュール設定]ビュー
[レポートのスケジュール設定]ビューでは、レポートをスケジュール設定できます。
次の表に、[レポートのスケジュール設定]パネルのフィールドのリストを示します。
フィールド | 説明 |
---|---|
有効化 | レポートのスケジュールを有効にし、レポートを実行します。 |
レポート名 | レポートの名前。 |
スケジュール名 | レポート スケジュール構成の名前。 |
Netwitness DB | データベースは、ルール定義で選択したデータベースのタイプに応じて、NWDB、IPDB、Warehouse DBを選択できます。レポートにNWDB、IPDB、Warehouse DBタイプのルールがある場合は、すべてのデータベース タイプまたはルール タイプが表示されます。 |
Warehouseリソース プール | レポートにWarehouse DBのルールがある場合は、クラスタで使用できるプールまたはキューを選択する[Warehouseリソース プール]ドロップダウンが表示されます。Reporting Engine用にプールまたはキューが入力されていない場合、このフィールドは無効です。詳細については、「ホストおよびサービスの構成ガイド」の「ステップ5:Reporting Engineのタスク スケジューラの構成」トピックを参照してください。 |
実行 | スケジュールのタイプを指定します。
|
オン | クエリが実行されるデータ範囲。 |
相対時間計算の使用 | 相対時間を使用して、レポートのスケジュールを設定します。 |
反復レポート | 選択したリスト値のレポートのスケジュールを設定する場合は、このチェックボックスを選択します。 |
リストで反復 | このボタンをクリックして[リストの選択]パネルを表示し、リストを選択します。次の図に、このパネルを示します。 [リストの選択]パネルは一連のリストを集めたものです。Reporting Engineは、接続先のデータ ソースと定期的に同期して、使用可能なリスト名のリストを保持しています。 |
適用先 | 選択した変数にリスト値を適用します。 |
変数 | ルール変数が、レポート内の関連づけられている値および反復プロパティと一緒に表示されます。 注:レポートの作成時に選択したルールに応じて、そのルールに対して定義された動的変数を、[レポートのスケジュール設定]パネルの[変数]フィールドに表示できます。たとえば、Test-Countryは、動的変数varを持つルールです。 |
スケジュール | レポートをスケジュール設定します。 |
リセット | レポート スケジュールをリセットします。 |
構成 | Reporting Engineの詳細な構成の変更については、「ホストおよびサービスの構成ガイド」の「Reporting Engineの[全般]タブ」トピックを参照してください。 注:このボタンが[レポートのスケジュール設定]パネルに表示されるのは、レポート モジュールに対する「デバイスの管理」アクセス権限がある場合のみです。 |
[出力アクション]パネル
[出力アクション]パネルでは、レポートの実行が完了したことをメールの受信者に通知し、レポートを設定に従って、PDF形式およびCSV形式でメールの添付ファイルとして送信するための出力アクションを指定します。
次の表に、[出力アクション]パネルのフィールドのリストを示します。
フィールド | 説明 |
---|---|
宛先 | 通知を受け取るメール アドレス。複数のアドレスを指定するにはカンマ区切りでアドレスを入力します。 |
件名 | メールに入力される件名。 |
本文 | メールのコンテンツ。デフォルトでは、[本文]フィールドには事前に定義されたテキストが入力され、生成されるレポートに関するメタを表示する変数が含まれます。 Reporting Engineでは、これらの変数は実際の値に置き換えられます。
|
添付: | PDFまたはCSVなど、[レポートのスケジュール設定]ダイアログで構成された、メールに添付するレポートの出力形式。 |
CSV区切り文字 | デフォルトのCSV区切り文字はコンマ(,)です。CSVコンテンツにコンマが含まれている場合、コンテンツが元の形で格納されるように一意のセパレーターを指定する必要があります。たとえば、レポート内の列msgがCSVで保存される設定になっており、msgのコンテンツが次のようになっているとします:ASA-SSM-CSC-20 Module in slot 1," application reloading ""CSC SSM"""," version ""6.2.1599.0"" CSC SSM scan services are reloading because of a pattern file or configuration update この内容は、コンマ(,)があるために3列に含まれます。これを避けるには、別の区切り文字(パイプライン文字「|」など)を指定する必要があります。 注:CSVファイルをMicrosoft Excelにインポートするには、Excelの[データ]>[テキスト ファイル]オプションを使用します。CSVファイルをインポートする場合、インポートするファイルのタイプとして[カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ]を指定し、さらにCSVファイルの生成時に指定した区切り文字と同じものを使用する必要があります。 |
複数値の区切り文字 | 複数値フィールド内のデータは、複数値の区切り文字によって区切られます。デフォルトの複数値の区切り文字は、2本のパイプライン文字(||)です。 |
その他のオプション | {{RE}}で構成されているSFTP、URL、ネットワーク共有場所を選択し、要件に応じてレポートをPDFまたはCSV形式で送信できます。 |
このオプションを選択して、Reporting Engineの[サービス]の[構成]ビューで構成されているSFTP、URL、ネットワーク共有場所にレポートを送信します。 | |
タイプ | 選択した出力アクションのタイプ。SFTP、URL、ネットワーク共有などです。 |
出力アクション | Reporting Engineサービスの[構成]ビューで構成されているSFTP、URL、ネットワーク共有名を選択します。 |
PDFを送信/CSVを送信 | これらのオプションを選択して、構成されている通知サーバ(SFTP、URL、ネットワーク共有)に、レポートをPDF形式またはCSV形式、あるいはその両方で送信します。 |
[ダイナミック リスト]パネル
[ダイナミック リスト]パネルには、作成したリストが表示されます。ここでは、リストを追加、編集、削除できます。リストは、レポート スケジュールに基づいて生成され、リスト ビューで表示できます。
次の表に、[リストの生成]パネルの操作のリストを示します。
操作 | 説明 |
---|---|
レポートに新しいリストを追加します。 | |
レポートに追加されているすべてのリストを削除します。 | |
[リストの生成]ダイアログを表示します。 | |
リスト名 | [リストの選択]パネルから選択したリストの名前。[リストの選択]パネルの詳細については、「[リストの生成]パネル」を参照してください。 |
[ロゴ]パネル
[ロゴ]パネルには、[ロゴの選択]パネルのデフォルトのロゴが表示されます。このパネルからロゴを選択する手順の詳細については、「リスト、ルール、レポートの管理」の「レポート ロゴの選択と管理」セクションを参照してください。
Reporting Engineのデフォルトのロゴを設定できます。これは、生成されたレポートで使用されるロゴです。ロゴの選択に関する詳細については、「[ロゴの選択]ダイアログ」を参照してください。
注:ロゴを選択しなかった場合、レポートではデフォルトのRSAロゴが使用されます。以前に[PDF形式で保存]オプションを使用して実行したレポートには、新しいロゴは適用されません。デフォルトのRSAロゴが表示されます。