Context Hubサービスを構成した後、Investigationモジュールの[ナビゲート]ビューと[イベント]ビューで[コンテキスト ルックアップ]パネルを表示できます。このパネルを初めて表示した際、コンテキスト ルックアップの実行手順が表示されます。以降、このパネルは最小化されますが、必要に応じて拡張できます。
[コンテキスト ルックアップ]パネルでは、メタ値のコンテキスト ルックアップを実行するまで、すべてのデータは表示されません。コンテキスト情報に関連づけられているメタ値は、グレーの背景でハイライト表示されます。選択したメタ値のさまざまな構成済みのソースについて、検索結果が[コンテキスト ルックアップ]パネルに表示されます。このパネルに関連する手順については、次のトピックを参照してください:データ ポイントの追加コンテキストの表示.
このパネルにアクセスするには、次の手順を実行します。
- Security Analyticsメニューで、[Investigation]>[ナビゲート]または[イベント]を選択します。
-
メタ値を右クリックし、コンテキスト メニューで[コンテキスト ルックアップ]を選択します。
[コンテキスト ルックアップ]パネルにコンテキスト情報が表示されます。
- アイコン バーで対応するアイコンをクリックして、コンテキスト情報を表示するソースを選択します。
次の図に、[コンテキスト ルックアップ]パネルの例を示します。
機能
[コンテキスト ルックアップ]パネルのコントロールと機能を次に示します。
機能 | 説明 |
---|---|
ソース オプション バー | 使用可能なソースのアイコンが表示されます。ECAT、インシデント、アラート、リストを示します。 |
ソース名 | 選択したアイコンに基づいてソース名が表示されます。
|
並べ替え | 表示されたコンテキスト情報をソートするオプションをドロップダウンで選択できます。ソート オプションには[重大度 - 高い順]、[重大度 - 低い順]、[日付 - 古い順]、[日付 - 新しい順]があり、ソースのタイプによって異なります。 |
| ルックアップ結果を更新します。 |
n件のアイテム(最初のn件の結果) | フッターに結果の総数と現在表示されている結果の件数が表示されます。たとえば、[50件のアラート(最初の50件のアラート)]のように表示されます。 |
ルックアップ結果
[コンテキスト ルックアップ]パネルには、構成済みの各種のソースから取得したコンテキスト データに基づいて次の情報が表示されます。
インシデント
インシデントは時間順(新しい順)に表示され、さらに優先度のステータスでソートされます。インシデントのルックアップでは、次の情報が表示されます。
- インシデントの名前とID
- インシデントの優先度のステータス
- インシデントのリスク スコアの値
- インシデントが作成された日付
- インシデントのステータス
- インシデントの割り当て先
- 更新日:コンテキスト データを最後にデータ ソースからフェッチして、キャッシュを更新した時刻を示します。
- タイム ウィンドウ: [Incident Managementのレスポンスの構成]ウィンドウの[クエリーの対象期間]フィールドに設定された値に基づきます。詳細については、「Context Hub構成ガイド」の[Incident Management応答の構成]ダイアログを参照してください。
- ソート:このドロップダウン フィールドのオプションを使用して、時間または優先度に基づいて結果のソートを変更できます。
次の図に、インシデントのルックアップ結果の例を示します。
Alerts
アラートが重大度に基づいて表示されます。アラートのルックアップでは、次の情報が表示されます。
- アラート名
- アラートの重大度の値
- アラートが作成された日付
- インシデントID:アラートが関連づけられているインシデントのIDです(該当する場合)。
- ソース:イベント ソース名
- アラートに関連するイベントの数。
- 更新日: コンテキスト データを最後にデータ ソースからフェッチして、キャッシュを更新した時刻を示します。
- タイム ウィンドウ: [Incident Managementのレスポンスの構成]ウィンドウの[クエリーの対象期間]フィールドに設定された値に基づきます。「Context Hub構成ガイド」を参照してください。
- ソート:このドロップダウン フィールドのオプションを使用して、時間または優先度に基づいて結果のソートを変更できます。
次の図に、アラートのルックアップ結果の例を示します。
LISTS
リストのルックアップでは、次の情報が表示されます。
- リスト名
- リストを作成した所有者
- 作成日
- 更新日
- リストの説明
次の図に、リスト データ ソースのルックアップ結果の例を示します。
ECAT
ECATのルックアップでは、次の情報が表示されます。
- マシン名とマシンのIPアドレス。
IPまたはECATマシン名をクリックすると、ECATユーザー インタフェースに移動してさらに詳しい調査を実行できます。 - 更新日:コンテキスト データを最後にデータ ソースからフェッチして、キャッシュを更新した時刻を示します。
- マシン スコア:モジュールのスコアに基づいてマシンのIIOCスコアが集計されます。
- モジュールの数:選択したマシンのアクティブなファイルの数。
- 更新日: ECATデータベースでスキャン結果が最後に更新された時刻を示します。
- 最後にログインしたユーザー
- マシンのMACアドレス
- オペレーティング システムのバージョン
- 管理メモ(該当する場合)
- 管理ステータス(該当する場合)
- 最も疑わしいモジュール(IIOCスコアが500を超えるモジュール)。[Incident Managementのレスポンスの構成]ウィンドウの[最小IIOCスコア]フィールドで設定された値に基づきます。[最小IIOCスコア]のデフォルト値は500です。
- マシンIIOCレベル
次の図に、ECATデータ ソースのルックアップ結果の例を示します。