このトピックでは、Warehouseクラスタをアップグレードする手順について説明します。この手順は、構成テンプレート ファイルを更新してRSA Analytics Warehouseアプライアンスを再起動した後で行う必要があります。
手順
- 次のURLのRSA SCOL(SecurCare Online)にある「RSA Security Analytics v10.6アップグレード手順」の「MapRを最新のコンポーネントにアップグレード」の手順を実行します。https://knowledge.rsasecurity.com/https://knowledge.rsasecurity.com
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Hiveserverポート10000をオープンします。このポートはデフォルトではオープンしていません。
- iptablesでREJECTステートメントが記述されている行番号を取得します。
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iptablesサービスが実行されていることを確認して、次のコマンドを入力します。
NUM=$(iptables -L INPUT -n --line-numbers |grep 'reject-with' |awk ' {print $1}')
注:iptables内でREJECTステートメントの後にあるACCEPTステートメントは有効になりません。ACCEPTステートメントがREJECTステートメントよりも優先するように、コマンドにREJECTステートメントの行番号を組み込むことができます。
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ポート10000のファイアウォール例外をiptablesに追加します。次のコマンドを実行します。
iptables -I INPUT $NUM -m state --state NEW -p tcp --dport 10000 -j ACCEPT
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iptablesを保存します。次のコマンドを実行します。
/etc/init.d/iptables save
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iptablesを再起動します。次のコマンドを実行します。
/etc/init.d/iptables restart
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ポートに対するファイアウォールの例外が追加されているかどうかを確認します。次のコマンドを実行します。
Service iptables status | grep 10000
次の出力が表示されます。
ACCEPT tcp -- 0.0.0.0/0 0.0.0.0/0 state NEW tcp dpt:10000