このトピックでは、Warehouse ConnectorにRSA Analytics Warehouseをマウントする手順について説明します。
前提条件
Warehouse ConnectorサービスをインストールしたアプライアンスにNetwork File Systemパッケージがインストールされていることを確認します。
手順
RSA Analytics Warehouseへデータを書き込むWarehouse ConnectorサービスにRSA Analytics Warehouseをマウントするには、次の手順を実行します。
- /sawという名前の新しいディレクトリを作成するために、次のコマンドを実行します。
mkdir /saw
- 次のコマンドを実行します。
ll /
作成したディレクトリが表示されます。 - Warehouseをマウントするには、次のコマンドを実行します。
mount -t nfs -o
nolock,tcp,hard,intr <IP_Address_for_SAW>:/mapr/<cluster-name> /saw
ここで、<IP_Address_for_SAW>
は、クラスタ内のプライマリWarehouseアプライアンスのIPアドレス、<cluster-name>
は、テンプレート ファイルで指定されている名前です。 - Warehouseが正常にマウントされているかどうかを確認するために、次のコマンドを実行します。
mount
プライマリWarehouseアプライアンスのIPアドレスとステップ3で指定した詳細オプションが出力メッセージの最後の行に表示されます。 - 新しく作成した/sawディレクトリの内容を表示するには、次のコマンドを実行します。
ll /saw
次のディレクトリが表示されます。
hbase
index-scratch
jars
logs
user
var - NFSの自動マウント オプションを設定するには、次の操作を実行します。
- プライマリWarehouseアプライアンスのIPアドレスとマウント オプションが/etc/fstabに設定されているかどうかを確認するために、次のコマンドを実行します。
cat /etc/fstab
/etc/fstabファイルに詳細が示されない場合は、次のステップを実行します。 - 次のコマンドを実行します。
tail –n 1 /etc/mtab
プライマリWarehouseアプライアンスのIPアドレスとWarehouseのマウント オプションが、出力メッセージの最後の行に表示されます。 - 次のコマンドを実行します。
tail –n 1 /etc/mtab >> /etc/fstab
- /etc/fstabファイルを編集し、ファイルの末尾に単語「auto」を追加します。次のコマンドを実行します。
vi /etc/fstab
例:10.11.111.11:/mapr/saw /saw nfs rw,nolock,tcp,auto,addr=10.11.111.11 0 0
- プライマリWarehouseアプライアンスのIPアドレスとマウント オプションが/etc/fstabに設定されているかどうかを確認するために、次のコマンドを実行します。
注:Warehouseに仮想IPアドレスが構成されている場合は、<IP_Address_for_SAW>
に仮想IPアドレスを使用する必要があります。